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税理士・会計事務所職員という仕事国際税務部門のアシスタント

国際税務 × 科目合格・資格なし

国際税務部門のアシスタント

代表例 国際税務部門のアシスタント 国際税務スタッフ(科目合格者)

海外に子会社や取引先を持つ日本企業などの税務を扱う部門で、担当税理士の指示のもと、海外拠点から届く資料の整理や、英語の資料の確認・翻訳の補助を担います。移転価格(海外の関係会社との取引価格)などの専門的な判断は税理士が行い、アシスタントは数字や資料を正確に揃える役割です。英語力と簿記・税務の基礎を活かしやすい仕事です。

未経験からの難易度 英語力と基礎知識が必要

完全な未経験より、簿記・科目合格や英語力など、何か強みがある人が採用されやすい

働き方の傾向 繁忙期に波がある

月の残業は目安15〜30時間程度(会計事務所全体の平均は通常期で月約11.6時間、確定申告期で約27.3時間という調査がある。海外拠点との時差や資料提出の期限が重なると上振れしやすい)

年収の中央値(参考) 450万円〜650万円

求人の中心的なレンジ。大手の国際税務スタッフは450万円〜700万円の求人が見られ、英語力や経験で上下する

業務内容
  • 海外の関係会社から届く決算資料・取引データの整理(例: 海外子会社の売上・費用を、日本の基準に合わせた表に並べ替える)
  • 英語の契約書・メール・資料の内容確認と、要点の日本語メモ作成
  • 移転価格の説明資料の下準備(取引金額の集計、比較する会社のデータ収集など)
  • 海外拠点への資料依頼・質問のメール作成(担当税理士の確認を経て送付)
具体的な業務イメージ

1日の流れは、午前に海外拠点から届いた資料の確認と、不足している情報のリストアップ、午後は取引データの集計や、担当税理士に渡す資料づくりをする形が一般的です。海外とのやりとりは時差の関係で、メールでの依頼と回答待ちのサイクルになることが多くあります。

規模感としては、大手税理士法人の国際税務部門は100名規模になることもあり、そうしたチームの中で特定の国・業務を分担することが多いため、1人あたりの担当国数・案件数は所属部門の規模や繁忙期によって大きく変わり、一概には言えません。1社あたり複数の国・関係会社の資料を扱い、通貨や会計のルールが国ごとに異なるため、整理に時間がかかります。

成果物とツールの対応では、取引データの集計・比較表の作成にはExcel(関数・ピボットテーブルで数字を整理する操作)、英語資料の要約や質問メールの作成にはWord・メールでのビジネス英語力が使われます。

この仕事のやりがい
  • 英語力を活かしながら、国際税務という専門分野に携われる
  • 海外展開する企業の税務を、裏方として支えている実感がある
  • 英語と税務の両方の経験が、他の人にはない強みとして積み上がる
向いている人
  • 英語の資料を読み、不明点を整理して質問できる人
  • 通貨・単位・期間などの細かい違いに気づける人
  • わからない点を早めに共有し、担当税理士と相談しながら進められる人
向いていない人
  • 英語の資料や海外とのメールに強い抵抗がある人
  • 翻訳ツールの結果を確認せずに、そのまま使ってしまう人
  • 担当の範囲を決めて、国内の定型業務だけを続けたい人
つまずきやすいポイント
  • 海外拠点からの資料の提出が遅れ、こちらの期限が厳しくなることがある
  • 通貨や会計ルールの違いで、数字の意味を読み違えやすい
  • 専門用語(英語・税務)が多く、最初は理解に時間がかかる
必要スキル
ビジネス英語(読み書き) 簿記・会計の基礎知識 Excelでの集計・データ整理 正確性と確認する習慣 海外拠点への連絡・調整力
その後のキャリアパス例
  • 国際税務スタッフ・シニアスタッフへ
  • 税理士試験に合格して国際税務の税理士へ
  • 外資系企業・グローバル企業の経理・税務部門へ

🎮 この職種を疑似体験

海外子会社から届いた英語の決算資料で、金額の通貨と単位(千単位か、百万単位か)が書かれていません。あなたの次の一手は?

実務ではこう対応することが多いです

単位を取り違えると、金額が1,000倍ずれるような大きな誤りにつながります。推測で進めず、確認してから計算するのが基本です。

◎ それが実務でも評価される対応です

通貨や単位などの細かい違いに気づき、確認事項を整理して共有・問い合わせができるのが、このパターンで評価される姿です。担当税理士に先に共有することで、海外拠点への質問の抜けも防げます。

実務ではこう対応することが多いです

翻訳ツールは便利ですが、会計用語や数字の意味を取り違えることがあります。ツールは補助として使い、内容は自分の目で確認するのが一般的です。

実務ではこう対応することが多いです

アシスタントは、税理士が判断しやすい形に資料を整える役割です。内容を確認し、不明点を整理して渡すことが期待されています。

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