税理士・会計事務所職員という仕事法人税務専門の税理士
中堅企業や大企業を顧問先(継続して税務の相談を受けるお客様の会社)に持ち、法人税(会社の利益にかかる税金)を中心とした複雑な税務判断を担当します。企業の経理部門や経営企画部門を相手に、組織再編(会社の合併・分割など)や、グループ会社をまとめて申告する制度(グループ通算制度)など、高度な税務の相談に応じ、申告書の内容を責任者として確認する立場です。
大手の管理職求人では、大手または中堅の税理士法人での法人税務経験5年以上を求めることがある
月の残業は目安20〜40時間程度(会計事務所全体の平均は通常期で月約11.6時間、確定申告期で約27.3時間という調査がある。大手法人の上位職では繁忙期に長時間化する例もあり、上振れしやすい)
求人の中心的なレンジ。大手法人のマネージャー以上は1,000万円を超えることもある
1日の流れは、午前に顧問先の経理部長や経営企画の担当者との打ち合わせ(オンライン含む)、午後は調べものや申告書の確認、チームのスタッフへのレビューに充てる形が一般的です。決算月の前後は、担当する会社の申告書が重なって、確認作業の時間が増えます。
規模感としては、中小企業の顧問と比べて税理士本人が直接担当する会社数は少なめですが、2〜3人程度のチームを組み、上場企業やそのグループ会社を含めて90社前後を担当する例もあります。1社あたりの取引や関係会社が多く、税務の論点も複雑になるため、スタッフ数名の成果物をまとめて確認する立場になることもあります。
成果物とツールの対応では、申告書の作成・確認には法人税の申告ソフトの操作、数字の裏づけや資料整理にはExcel(大量の取引データの集計・照合)、顧問先への報告・提案にはPowerPointや文書での論点整理が使われます。
🎮 この職種を疑似体験
顧問先の経理部長から、組織再編(会社の合併など)の税務処理について「明日までに考え方を教えてほしい」と相談がありました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
組織再編は、条件が少し違うだけで税金の扱いが変わります。記憶だけで答えると誤りのリスクがあるため、条文や前提条件を確認してから回答するのが一般的です。
実務ではこう対応することが多いです
断るだけでは顧問先の信頼を損ないます。期限内にできる範囲(論点の整理や、現時点の考え方)を示し、詳細は後日とするなど、代替案を出すことが多いです。
◎ それが実務でも評価される対応です
根拠をもとに論点を整理し、前提条件を示して答えるのがこのパターンで評価される姿勢です。前提を明示することで、後から条件が変わった場合も説明がつき、チームで確認すれば判断ミスのリスクも下げられます。
実務ではこう対応することが多いです
依頼者の希望に合わせて結論を決めると、後の税務調査(税務署による申告内容の確認)で否認(税務署に経費や取引価格などの処理を認めてもらえないこと)されるリスクがあります。事実と条文に基づいて、できること・できないことを伝えるのが基本です。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。会計事務所・税理士法人の求人は、特化型と総合型で扱う求人の傾向が異なるため、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
会計事務所・税理士法人の求人や、科目合格者向けの選考ノウハウに強いタイプ
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