税理士・会計事務所職員という仕事巡回監査補助・記帳代行スタッフ
会計事務所や税理士法人で、顧問先(継続して税務や会計の相談を受けるお客様の会社)から預かった領収書や通帳をもとに、お金の出入りを会計ソフトに入力する記帳代行(お客様に代わって取引を帳簿に記録する業務)を担います。先輩や税理士と一緒に顧問先を訪問し、帳簿が正しいか確認する巡回監査を手伝うこともあります。会計事務所の中では、未経験者を受け入れる求人が比較的多い入口の仕事です。
簿記の知識があると有利だが、入社後に覚える前提の求人も多い
月の残業は目安10〜30時間程度(会計事務所全体の平均は通常期で月約11.6時間、確定申告期で約27.3時間という調査がある。毎月の入力は締め日前後に集中しやすい)
求人の中心的なレンジ。完全未経験は300万円前後からで、科目合格や経験年数で上がっていく
1日の流れは、午前に顧問先から届いた領収書や通帳を会計ソフトに入力し、午後は入力した内容の見直しや、担当税理士が訪問するための資料準備に充てる形が一般的です。訪問に同行する日は、午前中に顧問先で資料を受け取り、午後に事務所へ戻って入力を進めます。
規模感としては、巡回監査を担当するスタッフ1人あたり20〜30件程度の顧問先を受け持つという求人例があり、税理士本人の担当件数(15〜20件程度)より多めになることもあります。1社あたりの入力量は顧問先の規模で変わり、担当件数は事務所によって差が大きい傾向があります。
成果物とツールの対応では、入力した仕訳の内容確認には会計ソフト(弥生会計、freeeなど)の操作、数字の集計・照合にはExcel(関数やフィルターで金額を照らし合わせる操作)が使われます。「なぜこの仕訳になるのか」を理解する簿記の知識が、ミスを減らす土台になります。
🎮 この職種を疑似体験
顧問先の領収書を入力していると、何に使ったのか分からない高額の飲食代が出てきました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
推測で入力すると、税務上は別の扱いになる支出を誤って処理してしまうおそれがあります。記帳代行では、判断に迷う内容は確認してから入力するのが基本です。
実務ではこう対応することが多いです
後回しにすると、決算間近になって確認が間に合わなくなることがあります。気づいた時点で共有する方が、結果的に事務所全体の負担が減ります。
◎ それが実務でも評価される対応です
このパターンでは、わからないことを抱え込まず確認できる人が評価されます。不明点を整理して伝えれば、税理士が顧問先へ的確に質問でき、正しい処理につながります。
実務ではこう対応することが多いです
金額を調整して合わせるのは、帳簿の信頼性を損なう行為です。数字が合わない時は、原因を探して報告することが求められます。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。会計事務所・税理士法人の求人は、特化型と総合型で扱う求人の傾向が異なるため、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
会計事務所・税理士法人の求人や、科目合格者向けの選考ノウハウに強いタイプ
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