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プロパティマネジメントという仕事自社グループ保有ビルの運営管理担当

オフィスビル × オーナー・系列PM会社

自社グループ保有ビルの運営管理担当

代表例 不動産会社系列のPM会社(グループが保有するビルの管理を担う会社)のオフィスビル管理担当 ビルを保有する事業会社の不動産管理部門の担当

プロパティマネジメント(PM。オーナー=物件の所有者に代わって、不動産の運用・管理を行う仕事)のうち、自社や自社グループが保有するオフィスビルを専任で担当するパターンです。ビルに入居している企業(テナント)との賃料や契約の窓口になり、空室の入居募集、設備の維持、収支の管理までを担います。対象が自社グループのビルに限られる分、長期の修繕計画や収益改善に深く関われます。

未経験からの難易度 経験者歓迎が中心

不動産・ビル管理・法人営業の経験が歓迎される傾向がある

働き方の傾向 比較的落ち着いている

月の残業は目安20〜30時間程度(PM職全体の公的な平均統計は確認できず、求人票には月10〜30時間台の記載が見られる。決算期や予算作成の時期は上振れしやすい)

年収の中央値(参考) 600万円〜800万円

年収の記載がある求人が少なく、情報が少なく参考程度。応相談の求人も多い

業務内容
  • 入居企業(テナント)との賃料の交渉や契約更新、賃料の請求
  • 空室に入居企業を呼び込む活動(リーシング)の計画づくりと、仲介会社への働きかけ
  • ビルメンテナンス会社(設備点検・清掃・警備を請け負う会社)への作業指示と、点検結果の確認
  • 修繕・設備更新の計画立案と、予算の管理
  • 収支や入居状況をまとめた報告資料の作成
具体的な業務イメージ

午前は、テナントからの問い合わせ(空調が効かない、会議室の使い方など)への対応や、ビルメンテナンス会社からの日報の確認から始まります。午後は、担当ビルの巡回や、空室を見に来る企業の内見への立会い、修繕工事の打ち合わせなどが入ります。夕方は、月次の収支報告や、予算・修繕計画の資料づくりに時間を使うことが多いです。

担当するビルの数は会社や物件の規模で異なります。自社グループのビルを専任で見るため、同じビルの稼働率(部屋が埋まっている割合)の推移を長く追えるのが特徴です。

成果物とツールの対応としては、Excelでの収支表や賃料の推移管理、PowerPointでのテナント誘致用の資料や社内報告資料づくり、図面や契約書の読み取りによる設備・契約条件の確認が中心です。

この仕事のやりがい
  • 空室が埋まり、ビルの稼働率が上がっていく変化が数字で見える
  • 長期の修繕計画に関わり、ビルの価値を長く保つ仕事に携われる
  • 入居企業のさまざまな業種と接し、ビジネスの幅広い視野が身につく
向いている人
  • テナントの困りごとを丁寧に聞き、素早く手配できる人
  • 数字を見て、長期の収益や修繕の計画を立てるのが得意な人
  • ビルメンテナンス会社や工事業者など、多くの関係者を調整するのが苦にならない人
向いていない人
  • 新規の契約獲得のように、短期間で成果が出る仕事を好む人
  • 設備や契約書など、細かい内容を確認する作業が苦手な人
  • 複数の関係者の間に入って調整する役回りが負担に感じる人
つまずきやすいポイント
  • 大口テナントの退去が決まると、稼働率が一気に下がり、収益への影響が大きい
  • 設備のトラブルは急に発生することがあり、対応の判断を求められる
  • グループ内の方針や予算の制約の中で、改善策を実行する調整が必要になる
必要スキル
テナント折衝力 収支管理(Excel) 修繕計画の立案力 ビルメンテナンス会社などの管理力 ビル設備の基礎知識
その後のキャリアパス例
  • 複数ビルを統括するマネージャー・責任者へ
  • アセットマネジメント(投資家に代わって不動産への投資判断を行う仕事)や開発部門へ

🎮 この職種を疑似体験

真夏の午後、入居企業から「フロアの空調が効かず、社員が困っている」と連絡がありました。あなたの次の一手は?

実務ではこう対応することが多いです

テナントにとっての窓口はPM側です。作業はビルメンテナンス会社に任せても、依頼と状況の連絡はPMが担うのが一般的です。

実務ではこう対応することが多いです

真夏の空調トラブルは業務に直結するため、翌日まで待つとテナントの不満が大きくなります。当日中に動くのが一般的です。

実務ではこう対応することが多いです

原因が分からない段階での約束は、守れなかったときに信頼を損ないます。見込みは確認した上で、分かる範囲で伝えるのが一般的です。

◎ それが実務でも評価される対応です

テナントの困りごとを聞き、素早く手配する姿勢が、このパターンで向いている人の条件です。状況の連絡をこまめに行うことで、トラブル時でもテナントの安心感につながります。

相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

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