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物流企画・SCMという仕事メーカーの3PL・配送委託先マネジメント担当

3PL・配送パートナー管理 × メーカー

メーカーの3PL・配送委託先マネジメント担当

代表例 メーカーの物流企画(3PL(倉庫保管や配送などの物流業務を、荷主企業から一括して請け負う物流会社)の管理担当) 物流コスト管理担当

自社製品の保管や配送を任せている物流会社(3PL)や運送会社の品質とコストを管理する仕事です。「荷主(荷物を運んでもらう側の企業)」の立場で、月ごとの出荷ミスの件数や納期を守れた割合といった数字(KPI)を確認し、改善を依頼したり、運賃や保管料の見直し交渉を行ったりします。自分で荷物を運ぶのではなく、委託先と一緒に物流の質を高めていく仕事です。

未経験からの難易度 業界・実務経験推奨

3PLや運送会社の管理経験、物流コスト分析の経験を求める求人が多い

働き方の傾向 トラブル対応で波がある

月の残業は目安20〜30時間程度(求人では月20〜30時間程度の記載例が見られる参考値。各社の申告値で公的な統計ではない)。出荷の遅延や事故が起きたときの原因確認と報告で上振れしやすい

年収の中央値(参考) 500万円〜700万円

求人の中心的なレンジ。大手メーカーの統括ポジションや人材紹介会社を通じた非公開求人では800万円以上の例もあり、役職・企業規模により上下

業務内容
  • 委託先の物流会社の選定(例: 複数社から提案と見積もりをもらい、費用だけでなく対応力や過去の実績も比べて選ぶ)
  • 月次の定例会議で、出荷ミス率や納期を守れた割合などのKPI(仕事の達成度を測る数値)を確認し、改善を依頼する
  • 運賃・保管料の改定交渉(例: 燃料費や人件費の上昇を理由に値上げを求められたとき、出荷量の見込みを示して条件を調整する)
  • 出荷の遅れや事故が起きたときの原因確認と、再発防止策の取りまとめ
  • トラック運転手の時間外労働に上限が設けられたことで輸送力が不足しやすくなる問題(いわゆる2024年問題)に備えた、輸送手段や荷物の出し方の見直し
具体的な業務イメージ

午前は委託先から届く出荷実績や遅延の報告に目を通して異常がないかを確認し、午後は委託先との電話・オンライン会議、社内の営業部門からの出荷依頼や問い合わせへの対応、見積もり比較の資料づくりに時間を使うことが多いです。担当する委託先の数は、数社から十数社程度と幅があります。委託先ごとのKPIの集計と費用の比較にはExcelでの数値管理力、契約条件の交渉の場ではPowerPointなどで「なぜこの条件が必要か」を伝える資料構成力が求められます。購買(仕入れ)と似て価格交渉がありますが、モノではなく「物流サービスの品質」を相手にするため、現場の作業の質も確認します。

この仕事のやりがい
  • 委託先と一緒に出荷ミスや遅延が減っていく様子を、数字の推移で実感できる
  • 交渉によるコスト削減が、会社の利益に直結する
  • 営業部門から「納期が安定した」と評価される場面がある
向いている人
  • 相手を責めるだけでなく、原因を一緒に探して改善策を決められる人
  • 数字を根拠に、粘り強く交渉できる人
  • トラブルが起きても落ち着いて、状況を整理して関係者に伝えられる人
向いていない人
  • 委託先との交渉や、厳しい内容の伝達に強い抵抗がある人
  • 自分の手で作業を完結させたい人(実務は委託先が担う)
  • 突発的なトラブル対応に気持ちが振り回されやすい人
つまずきやすいポイント
  • 社内(営業・工場)からの急な出荷依頼と、委託先の都合の板挟みになりやすい
  • 値上げ要請が続く中、コスト抑制と品質維持の両立を求められやすい
  • 現場の様子を知らないまま数字だけで指摘すると、委託先との関係が悪化しやすい
必要スキル
KPI管理・分析力 交渉力 物流コストの理解 トラブル対応力 契約・見積もりの読解力
その後のキャリアパス例
  • 物流部門の責任者・物流コスト戦略の統括へ
  • 調達・購買部門や、SCM(原材料の調達から商品が届くまでの流れ全体を管理する)全体を見る部門へ

🎮 この職種を疑似体験

委託先の物流会社の出荷ミス率が、合意した目標を2か月続けて上回りました。あなたの次の一手は?

◎ それが実務でも評価される対応です

原因をデータと現場で確かめ、委託先と一緒に期限付きの改善計画をつくるのが、この仕事の基本です。相手を責めるだけでなく、原因を一緒に探して改善策を決められる人が評価されます。

実務ではこう対応することが多いです

契約の打ち切りを示唆すると、委託先との関係が悪化し、かえって協力が得られにくくなることがあります。実務では、まず原因を確認して改善を一緒に進めることが多いです。

実務ではこう対応することが多いです

委託の目的は自社の負担を減らすことなので、自社社員が作業を肩代わりするのは一時的な対応にとどまります。根本の原因を特定し、委託先の運営を改善してもらう形が多いです。

実務ではこう対応することが多いです

様子を見ている間にも、ミスによるお客様への影響やコストは積み重なります。KPIが目標を外れた段階で、早めに原因確認に動くことが多いです。

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