法務という仕事 › M&A法務担当者
M&A・組織再編 × 資格なし
M&A法務担当者
代表例
M&A法務担当
組織再編プロジェクト担当(法務)
弁護士資格がなくても、会社の買収・合併プロジェクトを法務面から支える仕事です。法務デューデリジェンス(買収前に相手企業のリスクを調べる調査)の資料収集や、外部の弁護士・M&Aアドバイザリー会社(M&Aの仲介・助言を専門に行う会社)とのやり取りの窓口、社内の意思決定に必要な取締役会資料の準備など、M&Aプロセス全体の進行管理を担います。最終的な法的判断は社内外の弁護士が行うため、正確な情報整理とスケジュール管理が仕事の中心になります。
未経験からの難易度
業界・実務経験推奨
契約法務など他の法務経験を積んでから配属されることが多い
働き方の傾向
忙しい
月の残業は目安25〜40時間程度。案件が動いている期間は、短期間で大量の書類対応が発生しやすい
年収の中央値(参考)
600万円〜800万円
求人の中心的なレンジ。案件経験を積むほど上振れしやすい
- 📋業務内容
- 買収予定の会社から提出される契約書や登記簿などの資料を、外部弁護士の指示のもとで整理・確認する法務デューデリジェンスの補助
- 取締役会・株主総会など社内の意思決定に必要な資料を準備し、スケジュールを管理する
- 外部の法律事務所やM&Aアドバイザリー会社とのやり取りの窓口として、資料のやり取りを取りまとめる
- 最終契約書の条項について、社内の関係部署(経理・事業部門等)への影響を確認し、必要な調整を行う
- 買収後、相手企業の契約や社内規程を自社の体制に統合していく事務手続きを進める
- 🔍具体的な業務イメージ
デューデリジェンス(買収前のリスク調査)では、外部弁護士から指示された項目に沿って、相手企業から提出された資料をExcelのチェックリストで整理・進捗管理します。取締役会や株主総会向けの資料はPowerPointやWordで準備し、意思決定のスケジュールに間に合うよう逆算して動く必要があります。外部の法律事務所やアドバイザリー会社との窓口として、大量の資料のやり取りを取りまとめる役割も担うため、誰が何をいつまでに提出すべきかを常に把握しておく管理能力が求められます。
- 🌟この仕事のやりがい
- 会社の将来を左右する大きなプロジェクトに、進行管理という立場から関わることができる
- 短期集中型のプロジェクトを一つやり遂げた時の達成感が大きい
- 法務の中でも専門性の高いM&A実務の経験を積むことで、市場価値が高まる
- ✨向いている人
- 大量の資料を正確に整理し、抜け漏れなく進行管理できる人
- 秘密保持が求められる緊張感のあるプロジェクトに、責任感を持って取り組める人
- 弁護士など専門家とスムーズにコミュニケーションを取れる人
- 🙅向いていない人
- 法的な最終判断を自分で下せないもどかしさに、強いストレスを感じる人
- 繁閑の差が大きい働き方より、安定したペースで働きたい人
- 資料整理やスケジュール管理より、対外的な交渉の前面に立ちたい人
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 案件が動き出すと短期間で膨大な資料対応に追われ、繁忙期の負荷が大きい
- 情報管理の徹底が求められ、社外はもちろん社内でも話せる相手が限られる孤独感がある
- 専門的な法律判断ができない分、弁護士との橋渡し役として板挟みになることがある
- 💪必要スキル
資料整理・進行管理力
契約書の読解力
外部専門家との連携力
高い情報管理意識
スケジュール調整力
- 🧭その後のキャリアパス例
- 契約法務やコンプライアンスなど他領域の法務へ
- M&Aアドバイザリー会社への転身や、法科大学院を経てインハウスロイヤーを目指す人も
掲載の年収は各パターンの求人情報から算出した中央値の参考レンジです(quickfactsを参照)。経験・スキル・企業規模により変動します。
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