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法務という仕事紛争対応法務担当者

紛争・訴訟対応 × 資格なし

紛争対応法務担当者

代表例 法務担当者(クレーム・紛争対応) 契約法務〜紛争対応兼任

弁護士資格がなくても、取引先や顧客とのトラブル対応の窓口として動く仕事です。クレームや契約トラブルの事実関係を整理し、社内の関係部署や社外の顧問弁護士と連携しながら、裁判に発展する前に穏便に解決できるよう調整します。訴訟になった場合は、資料の準備や外部弁護士とのやり取りの窓口を担います。

未経験からの難易度 業界・実務経験推奨

契約法務など他の法務経験を積んでから担当することが多い

働き方の傾向 やや忙しめ

月の残業は目安15〜30時間程度(平常時は落ち着いている)。トラブル発生時は対応が短期間に集中しやすい

年収の中央値(参考) 450万円〜650万円

情報が少なく参考程度。近い職務(契約法務・企業法務)の求人データを参考にした

業務内容
  • 顧客や取引先からのクレームについて、営業やカスタマーサポート部門から事情を聞き取り、経緯を時系列で整理する
  • トラブルの内容が契約書のどの条項に関わるかを確認し、自社の主張を整理する
  • 顧問弁護士に相談する際の事前資料(経緯のまとめ、関連する契約書や証拠のコピー)を準備する
  • 相手方との交渉の場に同席し、議事録を作成する
  • 同じトラブルが繰り返されないよう、社内マニュアルや契約書のひな形の見直しを提案する
具体的な業務イメージ

クレーム発生の連絡を受けると、まず営業やカスタマーサポート部門から経緯を聞き取り、時系列で整理した資料をWordExcelで作成します。顧問弁護士に相談する際は、関連する契約書や証拠のコピーを添えた事前資料をまとめる必要があり、この準備の質が相談の効率を大きく左右します。相手方との交渉の場に同席して議事録を作成することもあり、自分の主観を交えず正確に記録する力が求められます。トラブル対応そのものは不定期に発生するため、平常時の契約法務業務と紛争対応が重なると、優先順位の調整が難しくなることもあります。

この仕事のやりがい
  • トラブルという緊張感のある場面で、会社の窓口として頼られる存在になれる
  • 一つの案件が解決に向かうプロセスを、資料整理や調整という形で支えられる
  • 紛争対応の経験は、法務職としての専門性の中でも希少価値が高い
向いている人
  • 感情的になりがちな相手にも、冷静に事実を確認できる人
  • 資料や経緯を整理するのが得意で、抜け漏れなく準備できる人
  • 社内外の様々な立場の人と、粘り強くコミュニケーションを取れる人
向いていない人
  • クレーム対応特有の緊張感にストレスを感じやすい人
  • 弁護士資格がない中で、法的な最終判断ができないもどかしさに耐えられない人
  • 予定通りに進まない、先の読めない仕事にストレスを感じる人
つまずきやすいポイント
  • 弁護士資格がないため法的な判断は顧問弁護士に確認する必要があり、スピード感を求められる場面で歯がゆさを感じることがある
  • 相手方や社内の担当者から板挟みになり、精神的な負担が大きくなることがある
  • トラブルの経緯を正確に把握するための情報が、社内の関係部署からなかなか集まらないことがある
必要スキル
事実関係の整理・記録力 契約書の読解力 顧問弁護士との連携力 交渉の場での冷静な対応力 社内調整力
その後のキャリアパス例
  • コンプライアンスや契約法務など他領域の法務へ
  • 経験を積んで法務責任者、あるいは予備試験・法科大学院を経てインハウスロイヤーへ

掲載の年収は各パターンの求人情報から算出した中央値の参考レンジです(quickfactsを参照)。経験・スキル・企業規模により変動します。

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