法務という仕事 › 法務担当者(契約書レビュー・交渉調整)
契約法務 × 資格なし
法務担当者(契約書レビュー・交渉調整)
代表例
契約書レビュー担当
契約法務担当
弁護士資格がなくても、企業の法務部で契約書のチェックや社内調整を担当する仕事です。取引先から届いた契約書と自社のひな形を見比べて不利な条件がないかを確認し、営業部門など依頼元と一緒に修正案を検討します。難しい法律判断が必要な場面は、社内の弁護士資格保有者や顧問弁護士に相談しながら進めるのが特徴です。
未経験からの難易度
未経験歓迎
法学部出身でなくても、契約書の型を覚えるところからスタートできる求人が多い
働き方の傾向
波がある
月の残業は目安15〜25時間程度。決算期や大型契約の締結時期に依頼が集中しやすい
年収の中央値(参考)
400万円〜600万円
求人の中心的なレンジ。契約法務は未経験可の求人も多い分、経験を積むほど上振れしやすい
- 📋業務内容
- 取引先から届いた契約書を自社のひな形と見比べ、不利な条項がないかチェックする(例: 損害賠償の上限額が異常に高くないか確認する)
- 契約書の変更点を営業担当者に説明し、どこまで交渉できそうかをすり合わせる
- 契約書の押印(会社としての正式な承認)に向けた社内の稟議手続きを進める
- 秘密保持契約書(NDA)など定型的な契約書について、ひな形をもとに自分で文面を作成する
- 判断に迷う契約は、社内の法務責任者や顧問弁護士に相談して確認する
- 🔍具体的な業務イメージ
届いた契約書と自社ひな形の見比べ・チェック作業が日々の中心で、NDA(秘密保持契約書)のような定型的な契約は月に数十件規模、自分でひな形をもとに文面を作成することもあります。契約書の変更点を説明する際は、法律用語をそのまま使わず営業担当者にも伝わる言葉に言い換える工夫が必要です。稟議(社内承認)の手続きにはExcelや専用の稟議システムが使われることが多く、判断に迷う契約は社内の弁護士資格保有者や顧問弁護士にエスカレーションして確認します。
- 🌟この仕事のやりがい
- 契約書という会社を守る「最後の砦」を任されている責任とやりがい
- 営業や事業部門から頼られる存在として、社内で感謝される機会が多い
- 契約実務の知識が着実に積み上がり、専門職としてのキャリアを築ける
- ✨向いている人
- 細かい文章の違いを見逃さない、注意深い性格の人
- ビジネス実務法務検定などの法律知識を、継続的に勉強し続けられる人
- 社内外の人と粘り強く調整するのが苦にならない人
- 🙅向いていない人
- 契約書を読み込む地道な作業よりも、対外的に目立つ仕事をしたい人
- 曖昧な状態のまま物事を進めることに強い抵抗がある人(法律判断は白黒つかないことも多い)
- 営業部門からの「早く進めてほしい」という圧力に弱い人
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 契約書の背景にある取引の実態を理解しないまま形式的にチェックしてしまい、リスクを見逃すことがある
- 営業部門から「なぜダメなのか」を専門用語なしで説明することを求められ、伝え方に苦労する
- 弁護士資格がない分、判断の最終責任を負えず、社内での相談ルートを自分で確保しておく必要がある
- 💪必要スキル
契約書の読解力
ビジネス実務法務検定等の知識
社内調整力
リスクの言語化・説明力
契約管理の実務力
- 🧭その後のキャリアパス例
- コンプライアンス・M&Aなど他領域の法務へ
- 社会人経験を積みながら予備試験・法科大学院を経てインハウスロイヤーを目指す人も
掲載の年収は各パターンの求人情報から算出した中央値の参考レンジです(quickfactsを参照)。経験・スキル・企業規模により変動します。
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