法務という仕事 › コンプライアンス担当者
コンプライアンス・内部統制 × 資格なし
コンプライアンス担当者
代表例
コンプライアンス推進担当
内部統制担当
弁護士資格がなくても、社内規程の整備や研修運営を通じて会社の法令遵守を推進する仕事です。法改正の情報を集めて社内規程に反映したり、全社員向けのコンプライアンス研修を企画・運営したりと、「ルールを作って、浸透させる」ことが仕事の中心です。判断が難しい法律問題は、社内の弁護士や顧問弁護士に相談しながら進めます。
未経験からの難易度
業界経験があると有利
総務・人事など他のバックオフィス職からの異動・転職も多い
働き方の傾向
波がある
月の残業は目安15〜25時間程度。研修シーズンや監査対応の時期に業務が集中しやすい
年収の中央値(参考)
500万円〜700万円
求人の中心的なレンジ。管理職ポジションはさらに上振れすることもある
- 📋業務内容
- 法改正の情報を集め、社内規程やマニュアルに反映する必要がないかを確認する
- 全社員向けのコンプライアンス研修(ハラスメント防止・情報漏洩防止など)を企画し、資料を作って実施する
- 内部通報窓口に寄せられた相談の一次受付と、関係部署への確認
- 各部署が実施しているチェックリストの運用状況を確認する監査対応
- 広告表示や景品表示法など、業界特有の規制に違反していないかの事前チェック
- 🔍具体的な業務イメージ
全社員向けのコンプライアンス研修は年に1〜数回、対象は数十人〜数百人規模で実施し、研修資料の作成にはPowerPoint、eラーニングの受講状況管理にはExcelが使われることが多いです。各部署のチェックリスト運用状況の確認では、未提出の部署への督促や回答内容の妥当性チェックといった地道な作業を積み重ねます。法改正情報は業界ニュースや専門メディアを日常的にチェックし、自社の規程に影響しそうな内容があれば、社内の弁護士や顧問弁護士に確認しながら規程の見直しを進めます。
- 🌟この仕事のやりがい
- 研修を通じて、社員の意識が変わっていく様子を実感できる
- 会社全体の不祥事を未然に防ぐという、影響範囲の大きい仕事に携われる
- 法律知識が着実に積み上がり、専門職としてのキャリアを築ける
- ✨向いている人
- ルールを分かりやすく伝え、周囲を巻き込むのが得意な人
- 地道な情報収集や規程の見直しをコツコツ続けられる人
- 社内の様々な部署と横断的にコミュニケーションを取るのが苦にならない人
- 🙅向いていない人
- 明確な成果が数字で見えないと、モチベーションを保ちにくい人
- 「ルールを守らせる」立場として、時に煙たがられることにストレスを感じる人
- スピード重視で物事を進めたい人(規程の整備や合意形成には時間がかかることが多い)
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 研修を実施しても、現場の意識がなかなか変わらないことがある
- 判断に迷う場面で法律の専門知識がなく、社内の弁護士や顧問弁護士への相談が欠かせない
- 「コンプライアンス違反かもしれない」という相談を受けても、事実確認に時間がかかり対応が後手に回ることがある
- 💪必要スキル
法改正情報のキャッチアップ力
研修企画・資料作成力
社内調整力
規程・マニュアル整備力
コミュニケーション力
- 🧭その後のキャリアパス例
- 内部統制・ガバナンス領域の責任者へ
- 社会人経験を積みながら法科大学院等を経てインハウスロイヤーを目指す人も
掲載の年収は各パターンの求人情報から算出した中央値の参考レンジです(quickfactsを参照)。経験・スキル・企業規模により変動します。
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