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社内SE・情報システムという仕事選定〜定着まで担う SaaS導入担当

業務システム企画・導入 × 中小・スタートアップ

選定〜定着まで担う SaaS導入担当

代表例 SaaS(インターネット経由で使う業務ソフト。勤怠管理や経費精算など)の選定〜導入・定着まで担う情シス(情報システム部門)担当 業務改善・DX推進(デジタル技術で業務のやり方を変える取り組み)担当 コーポレートIT担当(社内のIT環境づくりを担う役割)

現場の「この作業が大変」という声を聞き、勤怠管理・経費精算・チャットなどのSaaSを比べて選び、導入設定から社内への定着まで一人、あるいは少人数で担う仕事です。大手のように専任のプロジェクトチームはなく、選ぶ人も、設定する人も、使い方を説明する人も自分自身です。自社の従業員の業務を楽にするためのツール選びが中心で、お客様向けの製品開発ではありません。

未経験からの難易度 業界・実務経験推奨

経験よりも将来性を重視する採用の求人もあるが、SaaSの導入や業務改善の経験があると有利

働き方の傾向 比較的柔軟

月の残業は目安15〜30時間程度(社内SE全体の月間残業時間は21.2時間という職種別調査があり、リモートやフレックスの求人が多い一方、導入時期は上振れしやすい)

年収の中央値(参考) 500万円〜700万円

400万円台の未経験寄りの求人から1000万円超の上場準備(株式上場に向けて社内の体制を整える)ポジションまで幅があり、参考程度

業務内容
  • 現場の困りごとのヒアリングと、SaaSの比較・選定(機能・費用・安全性を見比べる)
  • 導入設定(アカウント発行、既存データの取り込み)と、社内向けの説明会・マニュアル作成
  • ID・権限管理(誰がどのツールを使えるかの設定。入社・異動・退職のたびに追加や削除をする)
  • 利用状況の確認と、使われていない契約の整理による費用の見直し
具体的な業務イメージ

1日の流れ: 午前は社員からの問い合わせに対応しつつ、新しく検討するSaaSのデモ(機能を見せてもらう場)を視聴します。午後は導入予定のツールの設定、利用部門への説明、マニュアルづくりを進めます。入社や退職があれば、アカウントの追加・削除を日々こなします。

規模感: 数十〜数百人の社員が使う複数のSaaSを、一人または少人数で管理します。ツールの数が増えるほど、「誰が何を使えるか」の管理が大きな仕事になります。

成果物とツール: ツールの比較表や費用の見直しにはExcelやスプレッドシートでの整理力、説明会の資料やマニュアルにはPowerPointやスライド作成ツールでの構成力が必要です。

この仕事のやりがい
  • 自分が選んだツールで現場の仕事が楽になったと言われる
  • 経営層や現場との距離が近く、改善の提案が通りやすい
  • 新しいツールや業務改善の知識が、実務を通じて身につく
向いている人
  • 現場の困りごとを聞き、業務の流れから考えられる人
  • 新しいツールを触って試すことが好きな人
  • ルールを押しつけず、使う人を巻き込んで定着させられる人
向いていない人
  • 一つの技術やツールを深く掘り下げたい人
  • 現場に説明して回るなど、人への働きかけに負担を感じる人
  • 決まった手順の運用だけを淡々と行いたい人
つまずきやすいポイント
  • 部署が独自に導入したツールが増え、管理しきれなくなることがある
  • 導入しても現場に使われず、費用だけがかかってしまうことがある
  • 退職者のアカウントの削除漏れが、情報漏えいのリスクにつながる
必要スキル
SaaSの比較・選定力 業務理解・課題整理力 ID・権限管理の知識 社内への説明・巻き込み力 費用対効果の説明力
その後のキャリアパス例
  • 情報システム責任者・コーポレートIT責任者へ
  • 事業会社のDX推進・業務改善の責任者へ
  • SaaS提供企業で、顧客の導入を支援する職種(カスタマーサクセス)へ

🎮 この職種を疑似体験

営業部が、情報システム担当に相談しないまま無料トライアルのSaaSを使い始めていたことが分かりました。顧客の情報も入力されているようです。あなたの次の一手は?

実務ではこう対応することが多いです

一方的に禁止すると、現場が隠れてツールを使うようになることがあります。現場の困りごとを聞いたうえで、正式な手続きに乗せる対応が一般的です。

実務ではこう対応することが多いです

顧客情報が入っている以上、黙認するとデータの扱いや退職者のアカウント管理が抜け落ちるおそれがあります。実務では状況を把握して管理下に置くことが多いです。

◎ それが実務でも評価される対応です

現場の困りごとを受け止めつつ、費用や安全面を確認して正式導入に乗せる動きは、使う人を巻き込んで定着させるこのパターンで向いている人の特徴です。禁止ではなく、管理できる形に整えるのが基本です。

実務ではこう対応することが多いです

全社員の承認を待つと、いつまでも決まらず、その間にリスクが残ります。小さな会社では関係者を絞って、素早く判断することが多いです。

相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

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