社内SE・情報システムという仕事専任型 インフラ・ネットワーク担当
全社員が毎日使う社内ネットワーク(オフィスの有線LAN・Wi-Fi・拠点同士をつなぐ回線)と、共有ファイルや業務システムを動かすサーバー(専用のコンピューター)を、止めずに動かし続ける仕事です。お客様向けサービスを動かす仕事ではなく、自社の従業員が使うIT環境が対象です。大手企業ではネットワーク担当・サーバー担当・クラウド担当などに分業され、数百〜数千人規模の利用環境を預かりながら専門性を深めていきます。
経験者採用が中心。ヘルプデスク(社員からのIT関連の問い合わせ窓口)や運用保守(システムを止めずに動かし続ける仕事)で経験を積んでから進む人が多い
月の残業は目安20〜30時間程度(社内SE全体の月間残業時間は21.2時間という職種別調査があり、夜間・休日の機器入れ替えや障害対応で上振れすることがある)
求人の中心的なレンジ。金融・商社などで上振れし、業界によっては350〜550万円台の求人もあり幅が大きい
1日の流れ: 午前は監視画面で夜間のアラート(機器からの異常の通知)を確認します(例: 通信が遅い拠点がある、サーバーの空き容量が減っている)。午後は翌月の機器入れ替えの手順書をレビューし、拠点の担当者と作業日を調整します。夕方は障害対応や翌日の作業準備に充てます。機器の入れ替えは業務への影響を避けるため、夜間や休日に行う日もあります。
規模感: 数百〜数千人が使う環境のため、1台の機器の不具合が複数の拠点・数百人の業務に影響することがあります。そのため「止めない」「止まった時は早く戻す」ことが重視されます。
成果物とツール: ネットワークの構成図はVisioやPowerPointで、機器の台帳や保守期限の管理はExcelで、障害の報告書(何が起き、どこまで影響し、どう再発を防ぐか)はWordなどで作成します。
🎮 この職種を疑似体験
夜間にネットワーク機器の入れ替え作業を進めていたところ、切り替え後に一部の拠点だけ通信がつながらなくなりました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
原因が分からないまま作業を進めると、影響する範囲がさらに広がるおそれがあります。実務では一度作業を止めて状況を整理することが多いです。
◎ それが実務でも評価される対応です
事前に決めた切り戻し手順で元に戻し、影響範囲を早めに共有する動きは、このパターンで向いている人の特徴です。業務への影響を最小限にしてから、落ち着いて原因を切り分けます。
実務ではこう対応することが多いです
大手企業では影響を受ける人が多いため、連絡が遅れるほど現場の混乱が大きくなります。復旧作業と並行して、状況を共有することが多いです。
実務ではこう対応することが多いです
ベンダーの力を借りること自体は一般的ですが、待つだけだと自社の側で影響範囲の把握や社内連絡が止まってしまいます。自分でも状況を整理し、情報を渡して一緒に切り分けることが多いです。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
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