財務という仕事 › 資金調達オールラウンド担当
資金調達・銀行折衝 × スタートアップ・成長企業
資金調達オールラウンド担当
代表例
スタートアップの資金調達担当
銀行からの融資交渉に加え、ベンチャーキャピタル(成長期待の高いスタートアップに出資する投資会社)からの出資交渉まで、会社の成長段階に応じて必要な資金調達を幅広く担当します。決まったやり方がない中で、経営陣と一緒に「今どんな方法でいくら集めるべきか」を組み立てていく仕事です。
未経験からの難易度
業界・実務経験推奨
銀行やベンチャーキャピタル出身者が多いが、経理・財務の基礎経験があれば挑戦しやすい
働き方の傾向
波がある
月の残業は目安20〜35時間程度。資金調達ラウンド(出資を受けるタイミング)の前後で忙しさが跳ね上がる
年収の中央値(参考)
500万円〜700万円
求人の中心的なレンジ。財務責任者(CFO)候補としての登用や事業フェーズの進展でさらに上振れすることもある
- 📋業務内容
- 銀行融資の交渉(金利・返済条件のすり合わせ)に加え、投資会社への説明資料(会社の成長計画や数字の根拠をまとめた資料)作成
- 資金調達ラウンド(シードやシリーズAなど出資を受ける段階)ごとの資金繰り計画の見直し
- 出資契約書の内容を弁護士と確認しながら条件を調整する作業
- 既存株主・投資家への定期報告(月次や四半期ごとの業績報告)
- 🔍具体的な業務イメージ
資金調達ラウンド(シード・シリーズA等)は、準備開始から資金着金まで3〜6ヶ月程度かかることが多く、その間は投資家向けの説明資料(ピッチ資料)をPowerPointで作成し、複数の投資会社と並行して面談を重ねます。資金繰り表や事業計画の数値シミュレーションにはExcelが欠かせず、「このペースで資金を使うと、いつ資金が尽きるか(ランウェイ)」を常に把握しておく必要があります。出資契約書の内容確認は弁護士と連携しつつ、既存株主への月次・四半期報告も並行してこなします。
- 🌟この仕事のやりがい
- 会社の存続と成長を左右する資金調達を成功させたときの達成感が大きい
- 経営陣と近い距離で、会社の将来像を数字で描く仕事に関われる
- 資金調達の実績が、そのまま自分のキャリアの実績として積み上がる
- ✨向いている人
- 決まった型がない中で、自分で情報を集めて交渉を組み立てられる人
- 銀行・投資家という異なるタイプの相手に合わせて説明の仕方を変えられる人
- 会社の資金繰りが逼迫する場面でも冷静に対応できる人
- 🙅向いていない人
- 整った調達スキームやテンプレートに沿って仕事を進めたい人
- 資金繰りの緊張感がある環境にストレスを感じやすい人
- 一つの調達手法(銀行融資など)に専念して専門性を深めたい人
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 資金調達がうまくいかない期間は、会社全体の先行きが不安定になり精神的な負荷が大きい
- 銀行・投資家それぞれに求められる説明の粒度や書類形式が異なり、対応に時間がかかる
- 経営陣の意向と投資家の要求条件の間で板挟みになりやすい
- 💪必要スキル
資金繰り計画力
投資家向け資料作成力
銀行・VC(ベンチャーキャピタル)との折衝力
契約書を読み解く力
経営陣との連携力
- 🧭その後のキャリアパス例
- 財務責任者(CFO)候補へ
- 大手企業の専門財務職への転身も
掲載の年収は各パターンの求人情報から算出した中央値の参考レンジです(quickfactsを参照)。経験・スキル・企業規模により変動します。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。財務職の求人は非公開のことも多いため、求人の量や担当者との相性を見る意味でも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
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求人数が多く、まず1社目に登録しておきたいタイプ
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