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エンジニアリングマネージャーという仕事開発チームの立ち上げ責任者

スタートアップ × プロダクト開発チーム

開発チームの立ち上げ責任者

代表例 スタートアップのプロダクト開発チームEM(エンジニアチームの採用・育成・体制づくりを担う管理職) プレイングマネージャー(自分も開発を担当しながらチームを率いる管理職)

EM(エンジニアリングマネージャー)として、アプリやWebサービスを作るプロダクト開発チームを少人数のうちから率います。CTO(最高技術責任者。会社の技術面の責任者)と二人三脚で、エンジニアの採用、開発の進め方のルール作り、メンバーの育成までを一から組み立てる仕事です。人を管理する時間より、「そもそもチームの型を作る」時間が多くなりやすく、コードを書く側のエンジニアに比べて、技術そのものよりも「人と仕組み」に向き合う比重が大きくなります。

未経験からの難易度 マネジメント経験推奨

求人では5名以上のエンジニア組織のマネジメント経験を条件にする例がある。少人数のうちは開発リーダー経験から任されることもある

働き方の傾向 波がある

月の残業は目安15〜30時間程度(IT業界の平均は月16〜23時間程度という調査があり、少人数で開発も手伝う分、リリース前は上振れしやすい)

年収の中央値(参考) 800万円〜1000万円

求人の中心的なレンジ。ストックオプション(あらかじめ決めた価格で自社株を買える権利)が付く求人もあり、企業により上下

業務内容
  • エンジニアの採用(どんなスキルの人が必要かを整理して求人票にまとめ、企業から候補者へ直接スカウトを送る「ダイレクトリクルーティング」や面接を担当)
  • 開発の進め方のルール作り(例: 誰がいつまでに何を作るかを決める週次の定例会議、書いたプログラムを他のメンバーが確認してから公開する手順)
  • メンバーとの1on1(上司と部下が定期的に1対1で話す面談)での悩み・キャリアの相談
  • 開発計画の調整(PdM=「何を作るか」を決める担当や経営陣の要望と、チームが対応できる作業量を見比べて、公開時期を決める)
具体的な業務イメージ

午前は朝会(チームの進捗を15分ほど共有する会)に参加し、その後は候補者へのスカウト文面の作成や書類の確認に充てることが多いです。午後は面接が1〜2件入り、合間にメンバーとの1on1(1人30分程度、週に数人分)を行い、夕方にPdMや経営陣と今週の優先順位を調整する、といった流れが一例です。

直接見るメンバーは数名〜10名前後の会社が多く、採用は同時に複数のポジションを並行して進めます。人数が少ない分、自分もコードのレビューなどに入る場面があります。

成果物とツールの対応では、採用したい人物像の整理にはスプレッドシートや文書ツールでの要件の言語化、開発の遅れの把握にはタスク管理ツール(作業の一覧と進み具合を管理するツール)の見方、経営陣への報告にはスライド資料で課題と対策を短くまとめる力が必要です。

この仕事のやりがい
  • 自分が採用して育てたメンバーが、プロダクトを公開してユーザーに届ける姿を間近で見られる
  • チームの文化やルールをゼロから決められる裁量の大きさ
  • 会社の成長とともに、自分の組織がどんどん大きくなっていく実感
向いている人
  • メンバーの話をじっくり聞き、不満や不安の背景を整理できる人
  • 決まったやり方がない中で、自分で試して仕組みを作っていける人
  • 技術の細部より、チーム全体の成果に関心を持てる人
向いていない人
  • 自分でコードを書き続けることが一番の楽しみで、手を動かす時間を減らしたくない人
  • 整ったルールや前例の中で仕事を進めたい人
  • メンバーに厳しいことを伝える場面を避けたい人
つまずきやすいポイント
  • 人手が足りず、管理と開発の両方を抱えて手が回らなくなりやすい
  • 事業の方針変更が多く、せっかく決めた開発計画が白紙になることがある
  • 評価や昇給の仕組みがまだ整っておらず、メンバーへの説明に苦労しやすい
必要スキル
傾聴力・1on1の進行力 採用要件の整理力 開発経験(設計・レビューの理解) 経営陣・PdMとの調整力 優先順位づけの判断力
その後のキャリアパス例
  • VPoE(開発組織全体の責任者)・CTOへ
  • 急成長期の大きな組織のEMへ

🎮 この職種を疑似体験

リリース直前の少人数チームで、中心メンバーの一人が1on1で「評価もキャリアの先も見えなくて、辞めようか迷っている」と打ち明けました。あなたの次の一手は?

実務ではこう対応することが多いです

忙しい時期ほど、話を先送りにすると本人は「聞いてもらえない」と感じやすくなります。リリース前でも、まず短時間でも話を聞き、時間を取り直す約束をすることが、信頼を保つうえで大切です。

◎ それが実務でも評価される対応です

メンバーの話を聞き、不安の背景を整理するのがEMの基本の仕事です。そのうえで、役割と成長の道筋を言葉にし、評価や条件に関わる部分は経営陣とすり合わせることで、少人数チームの流出を防ぎやすくなります。

実務ではこう対応することが多いです

我慢を求めるだけでは、不満の原因が解消されず、かえって退職の決意を固めてしまうことがあります。評価や仕組みが未整備な時期だからこそ、本人の悩みを具体的に拾うことが求められます。

実務ではこう対応することが多いです

経営陣の了承なく約束をすると、後で実現できずに信頼を大きく損ねることがあります。条件に関わる話は、事前に経営陣へ確認してから伝えるのが一般的です。

相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

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