エンジニアリングマネージャーという仕事複数チームを束ねる組織づくり担当
EM(エンジニアリングマネージャー)として、人数が急に増えているアプリ・Webサービスの開発組織を束ねます。急成長期は、1つだったチームを複数に分けたり、新しく入った人が早く力を出せる仕組み(スケーリング=人数や事業規模が増えても回るように仕組みを広げること)を作ったりする仕事が中心です。評価制度(メンバーの成果や成長を判断する基準と手順)の整備や、増員に向けた採用計画づくりなど、「仕組みで組織を回す」比重が大きくなります。コードを書く側のエンジニアと違い、複数チームの採用・評価・配置をどう組み立てるかが成果になります。
求人では複数名のチームを率いた経験や、評価・採用の実務経験を求める例が多い
月の残業は目安20〜35時間程度(IT業界の平均は月16〜23時間程度という調査があり、採用面接や会議が集中する分、上振れしやすい)
求人の中心的なレンジ。管掌する人数や役職により、さらに上振れすることもある
午前は複数チームのリーダーとの定例会議で、各チームの進み具合や困りごとを確認します。午後は採用面接や、評価制度の見直しに向けた打ち合わせ、新しくリーダーになったメンバーとの1on1を行い、夕方にPdM(「何を作るか」を決める担当)や人事部門と人員計画を調整する、という流れが一例です。
担当範囲は体制によって差が大きく、数名のチームを複数見る形から、リーダーを通じて十数名以上を見る形まで幅があります。直接話せる人数に限りがあるため、リーダーを育てて任せていく動き方が増えていきます。
成果物とツールの対応では、人員計画や評価結果の集計にはExcel(またはスプレッドシート)での数値整理、評価制度の説明や経営陣への報告にはPowerPointでの構成力、開発の進み具合の把握にはタスク管理ツール(作業の一覧と進み具合を管理するツール)の見方が必要です。
🎮 この職種を疑似体験
開発チームが3つに増え、チームごとに評価のつけ方がバラバラで、メンバーから「隣のチームと基準が違う」という不満が出ています。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
基準を各チームに任せたままだと、チームごとの差が広がり、不公平感がさらに強まりやすいです。複数チームを束ねるEMには、基準をそろえる役割が期待されます。
実務ではこう対応することが多いです
数えやすい数字だけで評価すると、チームへの貢献や後輩の支援など、数字に出にくい働きが評価されにくくなります。成果と役割の両面で見る基準を作ることが多いです。
実務ではこう対応することが多いです
人事部門は制度の枠組みや運用を支えますが、エンジニアの仕事の中身を踏まえた評価の目安は、現場を知るEMが中心になって作る必要があります。人事と協力しながら進めるのが一般的です。
◎ それが実務でも評価される対応です
リーダー同士で目安をすり合わせ、等級ごとの期待を文書にして共有すると、納得感のある評価につながります。仕組みで組織を回すという、急成長期のEMならではの動き方です。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
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