エンジニアリングマネージャーという仕事大規模組織の一チームを専任で見るマネージャー
EM(エンジニアリングマネージャー)として、大企業の中で、アプリやWebサービスを作る一つのプロダクト開発チームを専任で率います。大手では採用は人事部門、品質確認は別部署、というように役割が分かれているため、EMの仕事は「担当チームのメンバーの育成・評価、予算の管理、他部署との調整」に集中しやすいのが特徴です。会社共通の人事制度に沿って評価を運用するため、スタートアップのように制度を一から作る場面は少なく、決められた枠組みの中で現場の成果を最大化する役割です。コードを書く側のエンジニアと違い、チームの成果と人の成長に責任を持ちます。
開発経験に加え、チームリーダーの経験を評価されることが多い。社内の昇格ルートが整っている企業もある
月の残業は目安15〜25時間程度(IT業界の平均は月16〜23時間程度という調査があり、役割分担が明確な分、下振れしやすい傾向)
情報が少なく参考程度。事業会社のEM求人を参考にした目安で、企業規模や職位により上下
午前は朝会や、部署をまたぐ関係者との定例会議に出席します。午後はメンバーとの1on1や評価面談、外部の開発パートナーとの進捗確認を行い、夕方に上長への報告資料を作る、といった流れが一例です。重要な判断は稟議(上司や関係部署に承認を求める社内手続き)を通すため、承認に必要な資料を先回りして準備する場面があります。
担当するチームは数名〜十数名ほどの規模が多く、企業や部署によって差が大きいです。新しいメンバーが入るときは、人事部門が採用を進め、EMは現場の面接官や受け入れ準備を担当する形が一般的です。
成果物とツールの対応では、予算の管理にはExcelでの数値整理、上長や他部署への報告・提案にはPowerPointでの資料構成、メンバーの評価コメントの記録には人事システムや文書ツールの操作が必要です。
🎮 この職種を疑似体験
新機能の公開に必要な承認が、関係部署をまたいでなかなか下りず、メンバーから「意思決定が遅すぎる」と不満が出ています。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
大企業の承認手続きには、品質やセキュリティを守る目的があります。手続きを飛ばすと、問題が起きた時に大きな責任問題になるため、手続きの中で速くする工夫を探すのが一般的です。
実務ではこう対応することが多いです
状況の説明がないまま待たされると、メンバーの不満や不信感が積み重なりやすいです。遅れの理由と見通しを伝えるだけでも、納得感は大きく変わります。
◎ それが実務でも評価される対応です
遅れの原因を整理し、関係部署が判断しやすい資料を先に準備することは、大規模組織のEMに求められる調整力そのものです。メンバーへ状況を共有することで、現場の納得感も保ちやすくなります。
実務ではこう対応することが多いです
制度の見直しは、すぐには実現しにくく、時間がかかる取り組みです。目の前の案件を進めるためには、まず現行の制度の中で改善できる点を探すのが現実的です。
この職種で転職を考えたら
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