施工管理という仕事 › 空調・給排水設備の元請施工管理
管工事 × 元請け
空調・給排水設備の元請施工管理
代表例
空調・衛生設備工事会社(ビルや工場の空調・給排水設備工事を専門とする会社)の元請施工管理
大型施設の設備現場監督
商業施設や病院、工場といった大型施設の空調・給排水・衛生設備工事を、元請けの立場で統括します。建物の完成間際に行う試運転調整(設備が設計通りに動くかの最終確認)まで含め、多くの専門工事会社をまとめながら、快適な室内環境と衛生的な水回りを作り上げる仕事です。
未経験からの難易度
業界経験があると有利
空調・配管の専門知識の習得に時間がかかるため、設備業界での経験があると有利
働き方の傾向
やや忙しめ
月の残業は目安35〜50時間程度(施工管理職全体の平均は月30〜40時間程度という調査が複数あり、建物引き渡し直前の試運転調整期間に作業が集中しやすい)
年収の中央値(参考)
600万円〜800万円
求人の中心的なレンジ。1級管工事施工管理技士等の有資格者はさらに上振れすることもある
- 📋業務内容
- 空調・給排水設備の施工図(工事の詳細な手順・寸法を示す図面)作成・確認
- ダクト・配管工事の工程管理
- 下請けの設備工事会社への作業指示、資材発注
- 竣工前の試運転調整
- 官公庁・保健所等への届出書類の作成
- 🔍具体的な業務イメージ
日中は現場でダクトや配管の設置状況を確認して施工図と照らし合わせ、事務所では施工図の修正や工程表の更新、下請け会社への発注書類の作成に時間を使います。建物の引き渡し直前には、空調が設計通りの温度・風量で動くか、給排水設備が正常に機能するかを確認する試運転調整が集中し、この時期は現場に張り付く日が続くこともあります。大型施設では下請けの設備工事会社が数社〜十数社関わることもあります。施工図の確認にはCAD(図面を作成・編集するソフト)、工程表や資材発注の管理にはExcelが使われます。
- 🌟この仕事のやりがい
- 建物の快適さや衛生を支える設備を、事故なく完成させた達成感
- 試運転調整で設計通りの数値が出たときの手応え
- 空調・配管の専門知識が着実に積み上がっていく
- ✨向いている人
- 技術的な数値管理(温度・風量・水圧等)を丁寧に確認できる人
- 竣工間際の忙しい時期にも粘り強く対応できる人
- 複数の専門工事会社をまとめる調整力がある人
- 🙅向いていない人
- 決まった時間で規則正しく働きたい人
- 技術的な専門知識を継続的に勉強することが苦手な人
- 竣工間際の忙しさに強いストレスを感じる人
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 試運転調整でトラブルが見つかると、引き渡し直前に対応が集中する
- 空調・配管の専門知識のキャッチアップに時間がかかる
- 複数の専門工事会社の作業順序がぶつかったときの調整が難しい
- 💪必要スキル
空調・給排水設備の専門知識
施工図の読解・作成力
複数業者の調整力
試運転調整の知識
Excelでの資料作成力
- 🧭その後のキャリアパス例
- 現場所長へ
- 管工事施工管理技士(国家資格)の上位資格取得や設備設計職への転身も
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