施工管理という仕事 › ゼネコンの土木施工管理
土木 × 元請け
ゼネコンの土木施工管理
代表例
ゼネコンの土木施工管理
道路・橋梁工事の現場代理人(発注者と直接やり取りする現場の責任者)
道路・橋・トンネル・ダムといった公共インフラ工事を、元請けであるゼネコンの立場で統括します。発注者が国や自治体であることが多く、決められた予算と工期の中で、測量・出来形(施工した構造物の寸法)管理といった技術的な確認作業と、多くの専門工事会社の調整を並行して進める仕事です。
未経験からの難易度
未経験歓迎
公共工事特有の書類仕事(工事写真台帳・出来形管理資料等)は覚えることが多いが、OJT(先輩について実務をしながら学ぶ研修)で身につけていける
働き方の傾向
やや忙しめ
月の残業は目安30〜45時間程度(施工管理職全体の平均は月30〜40時間程度という調査が複数あり、公共工事は年度末(3月)に工期が集中しやすく、その時期は残業が増えやすい)
年収の中央値(参考)
500万円〜700万円
求人の中心的なレンジ。大手ゼネコンや有資格者はさらに上振れすることもある
- 📋業務内容
- 測量・丈量(距離や高さを実測すること)による出来形の確認
- 工事写真の撮影・整理、施工計画書(工事の進め方・安全対策等をまとめた書類)等の書類作成
- 発注者(国・自治体の担当者や建設コンサルタント(発注者に代わって設計・工事監督を行う会社))との協議・報告
- 専門工事会社への作業指示、工程・安全管理
- 近隣住民・交通関係者への説明対応
- 🔍具体的な業務イメージ
朝は現場で測量機器を使った出来形の確認や写真撮影から始まり、午前中は現場を巡回して作業状況を確認、午後は事務所に戻って発注者に提出する施工計画書や出来形管理資料の作成に時間を使う、というのが典型的な1日です。道路や橋の工事は数百メートル〜数キロにわたる範囲を数か月〜数年かけて進めることもあり、専門工事会社を含め現場に関わる人が数十人規模になることもあります。出来形の記録にはExcelでの数値管理、施工計画書の作成にはWord、測量データの図面化にはCAD(図面を作成・編集するソフト)の基本操作が使われます。
- 🌟この仕事のやりがい
- 完成した道路や橋が、地域の暮らしを長期間支え続ける
- 大規模な構造物を計画通りに作り上げた達成感が大きい
- 測量・施工技術など専門性が着実に積み上がっていく
- ✨向いている人
- 細かい数値管理や書類作成をコツコツ続けられる人
- 屋外での測量・現場作業に抵抗がない人
- 発注者(役所等)との折衝を丁寧に進められる人
- 🙅向いていない人
- 書類仕事より現場作業だけに専念したい人
- 天候に左右される屋外中心の働き方が苦手な人
- 年度末など特定時期の忙しさの波にストレスを感じる人
- ⚠️つまずきやすいポイント
- 公共工事特有の書類の量が多く、事務作業に時間を取られやすい
- 天候不順で工程が遅れても、年度内の工期は動かせないことが多い
- 発注者や地域住民など多方面への説明対応に神経を使う
- 💪必要スキル
測量・出来形管理の知識
書類作成力
発注者との折衝力
工程管理力
Excelでの数値管理力
- 🧭その後のキャリアパス例
- 現場代理人(発注者と直接やり取りする現場責任者)へ
- 土木施工管理技士(国家資格)の上位資格取得で大規模現場の監理技術者へ
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