セキュリティエンジニアという仕事自社サービスを守る監視・初動対応担当
SOC(Security Operation Center。セキュリティ上の異変を見張る専門の部隊)の一員として、自社のサービスやシステムに届く脅威をログ(システムの利用記録)から見つけ、事故(インシデント)になりそうなときは初動対応を行います。守る対象が自社の一つのサービスや環境に絞られる分、システムの普段の動きを深く理解し、「いつもと違う」を見抜く力が磨かれる仕事です。
事業会社の専任ポジションはインフラ運用やセキュリティ運用の経験者が対象になりやすい
月の残業は目安15〜25時間程度(求人情報などに基づく参考値。夜間・休日のアラート対応で呼び出されることがあり、上振れしやすい)
情報が少なく参考程度。求人の中心的なレンジで、大手金融・通信などの上位ポジションは1000万円を超える例もある
午前は、前日の夜から朝までに届いたアラートを確認し、「すぐ調べるもの」「様子を見るもの」「問題なしとして閉じるもの」に振り分けます。午後は、気になったアラートの詳しい調査(関連するログをたどって、誰が・いつ・どこから何をしたのかを組み立てる)や、監視ルールの調整、開発チームや情報システム部門との打ち合わせに時間を使います。自社で24時間体制を組める会社は多くなく、夜間は外部の監視サービスに任せたり、呼び出し待機(オンコール)にしたりする体制が見られます。
届くアラートの件数は、会社の規模や監視ツールの設定によって大きく異なります。そのため、誤検知を減らして調べるべきものに集中できるようにする調整そのものが、重要な仕事の一部です。
成果物とツールの対応では、ログの検索・集計にはSIEMの検索機能とExcel(調査結果の件数集計)、事故の経緯をまとめる報告書にはWordや社内の記録ツールでの時系列の整理力が求められます。
🎮 この職種を疑似体験
深夜、管理者アカウントに海外から大量のログイン失敗が続いたあと、1回だけログインに成功したというアラートが出ました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
誤検知が多いことは事実ですが、「失敗が続いたあとに成功した」というパターンは不正ログインの典型的な兆候です。朝まで放置すると被害が広がる可能性があるため、まず一時的に被害を止める動きが優先されます。
◎ それが実務でも評価される対応です
不審なアカウントを止めて被害の拡大を防ぎつつ、侵入後に何をされたかを確認し、経緯を記録して報告する流れが基本です。緊急時にも落ち着いて優先順位をつけ、手順に沿って動けることが、この仕事で向いている人の条件です。
実務ではこう対応することが多いです
全社のネットワークを止めると、本来影響のない業務やサービスまで止まってしまいます。影響範囲を見極めたうえで、必要な範囲だけを切り離す判断が求められます。
実務ではこう対応することが多いです
一人で抱え込むと、判断が遅れたり、関係部署の対応準備が間に合わなくなったりします。状況が見えた段階で早めに責任者へ共有し、役割を分担する進め方が多いです。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
セキュリティエンジニアの求人・選考ノウハウに強いタイプ
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