セキュリティエンジニアという仕事依頼元の弱点を探すペネトレーションテスター
依頼を受けた企業のシステムに対して、ペネトレーションテスト(攻撃者になりきって、実際に侵入できるかを試すテスト)や脆弱性診断(システムの欠陥や設定ミスなどの弱点がないかを調べる検査)を行い、結果を報告書にまとめます。さまざまな業界のシステムを短期間で診断するため、経験の幅が広がりやすい一方、案件ごとの納期の中で成果を出す力が求められます。
開発・インフラの経験者が多く、実務経験2年以上を求める求人も見られる。育成枠のある会社もある
月の残業は目安20〜35時間程度(求人情報などに基づく参考値。案件の納期前に報告書づくりが集中する分、上振れしやすい)
求人の中心的なレンジ。高度な攻撃検証ができる上位ポジションは900万円を超える例もある
診断期間中は、午前に診断ツールの実行や結果の確認を行い、午後はツールで拾いきれない部分を手作業で試します。診断が終わると、結果を整理して報告書を作成し、依頼元に報告会で説明する流れになります。複数の案件を並行して担当することも多く、診断期間と報告書作成の時期がずれるため、納期の管理が重要です。
1つの案件にかかる期間は、システムの規模によって数日〜数週間と幅があります。担当する案件数は会社や役職によって異なります。
成果物とツールの対応では、診断にBurp Suite(通信を中継して内容を見たり書き換えたりする診断用ツール)などの扱い、報告書の作成にWord、診断結果の整理にExcel、報告会の資料づくりにPowerPointでの構成力が求められます。
🎮 この職種を疑似体験
診断の最中に、契約で決められた診断範囲の外にあるサーバーにも接続できてしまうことに気づきました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
診断は、契約で決められた範囲と許可の内側で行うのが大前提です。範囲外への接続は、依頼元の許可がなければ不正アクセスと見なされるおそれがあるため、成果のために踏み込むことはしません。
実務ではこう対応することが多いです
範囲外に接続できること自体が、依頼元にとって重要な情報であることが多いです。気づいた事実は黙らず、適切に共有することが信頼につながります。
実務ではこう対応することが多いです
理由を伝えずに終了すると、依頼元は何が起きたのか分からず、不信感につながります。診断を止める場合は、状況と理由を記録して連絡するのが通常の対応です。
◎ それが実務でも評価される対応です
範囲を守りながら、気づいた事実を記録して依頼元に伝えれば、範囲の見直しなどの相談もできます。決められた制約の中で成果を出しつつ、依頼元に分かりやすく伝える姿勢が、ベンダーのテスターに求められます。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
セキュリティエンジニアの求人・選考ノウハウに強いタイプ
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