セキュリティエンジニアという仕事自社サービスの弱点を探す診断担当
自社のサービスやシステムに対して、攻撃者と同じ目線で脆弱性(システムの欠陥や設定ミスなど、攻撃に悪用されうる弱点)を探します。脆弱性診断(弱点がないかを幅広く調べる検査)に加え、ペネトレーションテスト(攻撃者になりきって、実際に侵入できるかを試すテスト)を行う場合もあります。自社内に専任チームを持つ企業は大企業を中心に限られており、求人数は多くありません。
診断や開発の実務経験を前提にした求人が多く、まずセキュリティ専門会社(セキュリティ対策を専門に提供する会社)で経験を積む人が多い
月の残業は目安15〜25時間程度(求人情報などに基づく参考値)。新機能のリリース前は診断依頼が集中して上振れしやすい
情報が少なく参考程度。大手金融グループなどでは800万円〜1500万円の掲載例もあり、企業により大きく上下する
午前は、診断を依頼された機能の仕様を確認し、どこが狙われそうかを整理します。午後は、診断ツールを実行して結果を確認したうえで、ツールでは見つけにくい部分(ログインの仕組み、購入の流れなど)を手動で試します。診断の合間には、開発チームに結果を説明して修正方針を相談します。
診断の件数や期間は、システムの規模や会社の体制によって大きく変わります(1回の診断が数日で終わる場合もあれば、数週間かかる場合もあります)。自社に専任チームがある会社は多くないため、診断以外にも、開発者へのセキュリティ相談の窓口を兼ねることがあります。
成果物とツールの対応では、診断報告書の作成にWord、診断結果の一覧管理にExcel、通信の中身を確認して試すためにBurp Suite(通信を中継して内容を見たり書き換えたりする診断用ツール)などの扱いが求められます。
🎮 この職種を疑似体験
リリース2日前の診断で、自社の決済機能に、悪用されれば他人のカード情報が見えてしまう重大な弱点が見つかりました。あなたの次の一手は?
◎ それが実務でも評価される対応です
影響の大きさと再現方法を整理して早く伝え、判断材料として選択肢まで示せると、開発側も動きやすくなります。見つけた弱点を、開発者が直しやすい形で分かりやすく伝える力が、この仕事で向いている人の条件です。
実務ではこう対応することが多いです
重大な弱点を残したまま公開すると、悪用された場合の被害が大きくなります。リリース後に伝えるのではなく、判断できる時点で早く共有するのが基本です。
実務ではこう対応することが多いです
指摘のメールだけだと、重大さが伝わらず後回しにされることがあります。口頭での説明や修正後の再確認まで関わるのが、社内の診断担当に期待される役割です。
実務ではこう対応することが多いです
本番環境で実データを触る行為は、情報漏えいそのものを起こしかねません。診断は事前に決めた範囲と方法で行い、危険性は再現手順や画面の証拠で示すのが一般的です。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
セキュリティエンジニアの求人・選考ノウハウに強いタイプ
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