特許・知財専門職という仕事国内出願を主導する特許弁理士
発明者への面談(ヒアリング)から特許明細書(発明の技術内容と権利範囲を記した書類)の作成、特許庁とのやり取りまでを、出願手続の代理人として自分の名前で主導します。弁理士(特許・実用新案・意匠・商標の出願手続を本人に代わって行う国家資格者)でなければ代理人として単独で手続を進めることができず、資格取得がこの仕事に就く前提になります。
国内出願を代理人として単独で担当するには弁理士試験合格が必須で、資格取得前は特許技術者としての実務経験を積むのが一般的な入口
月の残業は目安30〜40時間程度(特許事務所に勤務する弁理士の残業時間は月30〜40時間程度という調査があり、拒絶理由通知への応答期限が重なる時期は増えやすい)
求人の中心的なレンジ。事務所の規模やパートナー(共同経営者)昇格の有無で上下する
午前中は発明者との打ち合わせ(1件1〜2時間程度)や明細書のドラフト作成、午後は特許庁への提出書類の仕上げや、他の弁理士・特許技術者が作成した書類のチェックに時間を使うことが多いです。1人の弁理士が同時に抱える案件数は数十件規模になることも珍しくなく、案件ごとに異なる提出期限(法律で定められており、原則として延長が難しい)を並行して管理する必要があります。明細書の作成にはWordでの文書作成力に加え、発明の技術内容を正確な言葉で権利範囲として書き分ける専門的な文章力が求められ、先行技術調査には特許庁が提供するデータベースや民間の検索システムを使った検索力が必要です。
🎮 この職種を疑似体験
拒絶理由通知(特許庁の審査官が出願を認められない理由を伝える書類)が届き、自分が書いた明細書の記載が甘いと指摘された。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
指摘を無視して同じ内容を再提出しても、審査官の判断は変わらず、出願が認められない可能性が高まってしまいます。
◎ それが実務でも評価される対応です
指摘内容を精査し、発明の特徴を正確に書き直して対応することが、弁理士としての専門性が評価されるポイントです。
実務ではこう対応することが多いです
取り下げてしまうと、それまでの出願費用や発明者の期待が無駄になってしまいます。まずは対応策を検討することが優先されます。
実務ではこう対応することが多いです
明細書の記載を修正する専門知識を持つのは弁理士自身であり、発明者に丸投げしても適切な対応にはなりにくいです。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
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