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コンサルタントという仕事M&A専門ブティックファームのM&Aアドバイザー

M&A・財務(FAS) × 専門特化型ブティックファーム

M&A専門ブティックファームのM&Aアドバイザー

代表例 中小企業M&A専門ブティックファーム(事業承継や中小企業の買収・売却の仲介・助言に特化した少数精鋭の会社)のM&Aアドバイザー 事業承継M&Aアドバイザー

後継者不在などの理由でM&Aを検討する中小企業のオーナーに対し、売却先探し(マッチング)から交渉、契約締結までを一貫して支援します。大手FASのように財務調査の一工程だけを担当するのではなく、案件の発掘(ソーシング)から成約まで一人称で伴走するのが特徴です。社内の法務部門が担う組織再編の実務(自社の合併・買収を社内の立場から進行管理する仕事)とは異なり、社外の立場から複数の企業オーナーの意思決定を後押しする仕事です。

未経験からの難易度 未経験歓迎の求人も多い

金融・会計知識より、経営者との信頼関係を築く力を重視する求人が多く、営業経験者などの未経験採用が積極的に行われている

働き方の傾向 多忙になりやすい

月の残業は目安50〜70時間程度(業界大手では月80時間を超えるという調査もある一方、成果主義色が薄く裁量を重視する会社では50時間程度に収まることもあり、会社による差が大きい)

年収の中央値(参考) 550万円〜750万円

求人の中心的なレンジ。基本給に成約時のインセンティブが加わる給与体系の会社が多く、未経験1年目は450万円前後からのスタートも、成約実績を積むと1000万円を大きく超えることもある

業務内容
  • 後継者不在などの課題を抱える中小企業のオーナーに電話や訪問でアプローチし、M&Aによる事業承継を提案する案件発掘(ソーシング)
  • 譲渡を希望する企業の情報を、社名を伏せた資料(ノンネームシート)にまとめ、買い手候補となる企業に打診する
  • 売り手・買い手双方の経営者との面談を設定し、条件のすり合わせや質疑応答の場をコーディネートする
  • 譲渡価格や引き継ぎ条件について、双方の要望を聞きながら折り合いのつく落としどころを一緒に探る交渉支援
  • 基本合意書・最終契約書の締結に向けて、提携する税理士・弁護士と連携しながら必要書類の準備を進める
具体的な業務イメージ

一人のアドバイザーが5〜15社程度の案件を同時に抱え、案件ごとに進捗フェーズ(ソーシング中・交渉中・契約準備中など)が異なる状態で日々を過ごします。午前中は企業オーナーへの新規アプローチの電話や資料作成、午後は面談やオンライン商談、夕方以降は契約書類の確認や社内での案件共有ミーティングという1日を過ごすことが多いです。案件管理にはExcelや専用の顧客管理システム(CRM)、ノンネームシートや提案資料の作成にはPowerPointを使い、成約が近づくと税理士・弁護士とのやり取りが増えます。契約締結(クロージング)が近づく時期は複数案件が重なりやすく、業務量が一時的に増えることもあります。

この仕事のやりがい
  • 後継者不在に悩む経営者の「会社を存続させたい」という切実な想いに向き合い、事業承継を実現できる
  • 成約時のインセンティブが年収に直結し、頑張りが数字として跳ね返ってくる実感を得やすい
  • 中小企業経営者という、普段接点を持ちにくい層と深い信頼関係を築ける
向いている人
  • 経営者と一対一で向き合い、信頼関係をじっくり築くコミュニケーションが得意な人
  • 成果が給与に直結する環境で、目標に向けて主体的に動き続けられる人
  • 複数の案件を同時に抱え、優先順位をつけながら並行して進められる人
向いていない人
  • 決まった給与を安定して受け取りたい人(成功報酬部分の比重が大きい会社では月々の収入が変動しやすい)
  • 電話や訪問での新規アプローチなど、地道な案件発掘の作業を負担に感じる人
  • 財務・会計の専門的な分析を突き詰めたい人(大手FASの財務デューデリジェンス業務の方が近い)
つまずきやすいポイント
  • 新規アプローチをしても実際に案件化する確率は低く、成果が出るまで時間がかかりやすい
  • 売り手・買い手双方の期待値がずれた際、板挟みになって交渉が難航することがある
  • 専門的な税務・法務判断は提携する専門家に委ねる場面が多く、自分の判断だけで完結しない場面での連携力が問われる
必要スキル
経営者との関係構築力 案件発掘(ソーシング)の行動力 交渉・調整力 譲渡企業のビジネス理解力 税理士・弁護士との連携力
その後のキャリアパス例
  • 大手FASや大手M&A仲介会社のシニアアドバイザー・マネージャーへ
  • 独立してM&A仲介業を開業する人も

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