建築設計という仕事意匠設計士(一級建築士)
建物の外観・内観・空間構成といった「デザイン」を、一級建築士(建物の規模や用途を問わず設計に携われる国家資格)としての権限で最終判断する仕事です。施主(建物を建てる依頼主)からの要望を汲み取りながら、意匠図(建物の形状や仕上げ材料を示す図面)の作成から確認申請(自治体や指定確認検査機関へ、建築計画が法律に適合しているか審査してもらう手続き)までを主導します。着工前の設計段階を担う仕事で、着工後の現場管理を担う施工管理とは業務のフェーズも所属先も異なります。
資格取得後も、意匠設計の実務経験を積んでから主担当を任されることが多い
月の残業は目安30〜45時間程度(建設業界全体の年間実労働時間は2,056時間で、他産業平均より336時間長いという調査があります。意匠設計はクライアント対応後の図面作成が残業に回りやすく、繁忙期はさらに増えることもあります)
求人の中心的なレンジ。設計事務所の規模や担当プロジェクトの規模により上下
午前中は構造設計者・設備設計者との打ち合わせやクライアントとの電話・訪問、午後にまとまった時間を取って図面の作図・修正、という配分になることが多いです。1つのプロジェクトを提案段階から竣工まで担当すると、半年〜数年単位で関わることも珍しくなく、同時に数件のプロジェクトを掛け持ちすることもあります。意匠図の作成にはAutoCADやBIMソフト(Revit等)での操作力、クライアント向けの提案資料にはPowerPointでのプレゼン資料作成力が必要です。法規チェックの際は建築基準法や自治体の条例を条文レベルで確認する必要があり、地道な確認作業も業務の一部です。
🎮 この職種を疑似体験
クライアントから「もっとおしゃれな外観に変えてほしい」と要望されたが、要望通りにすると建蔽率を超えてしまうことが分かりました。あなたの次の一手は?
実務ではこう対応することが多いです
法規に適合しない設計は確認申請が通らず、後で大きな手戻りになります。
◎ それが実務でも評価される対応です
正解です。法規やコストの制約の中で、最善のデザインを模索し続けられることがこのパターンで向いている人の条件です。
実務ではこう対応することが多いです
理由を説明せず断ると、クライアントとの信頼関係を損ないやすくなります。
実務ではこう対応することが多いです
法規への適合を確認し実務上の判断を行うのは意匠設計者自身の役割で、丸投げできるものではありません。
この職種で転職を考えたら
相性の良い転職エージェントは人によって違います。求人の量や、担当者との相性を見るためにも、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
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